写真は京都でみつけた廃ビル。
先週末くらいから花粉症が一気にひどくなった。クシャミと鼻水が親の仇かってくらい出るので薬を服用している。「ザイザル」という薬で、これを飲むと症状が大分軽くなるのだが、頭がフラフラする。口も乾くので500ミリのペットボトルを一気飲みする。毎晩寝る前に服用しているのだが、多分ビールを飲んでるのが悪いのだろう。昔友人が「薬とアルコールを一緒に摂取するとめちゃくちゃ効くか、全然効かなくなるかのどっちか」と言っていたのを思い出す。
薬でラリっているからか、早く布団に就く。そして早朝に起きてマンガの作業をする。今はコマ割を作っている。思っていたよりページ数が増えそうだが、気にせず好きに描いてあとで削る。この作業をしている時はよく「いいマンガとは」みたいなことを考える。描きながら読み返すと「もっと人物を動かしたいな」と思うので、その方向で演出する。どうなるかわからないが、もう少し時間がかかりそうだ。
最近読んでる本はブコウスキー『死をポケットに入れて』という晩年の日記。普段の暮らしや作家業、過去の思い出なんかを綴っているのだが、「この世界は破れて中身がはみ出している糞袋だ」みたいな突き放したような語り口がドライで好きだ。そんなうんざりした話ばかりな上に、挿絵をロバート・クラムが書いているので『アメリカン・スプレンダー』を読んでるような気分になる。